カニステル タマゴフルーツ ホクホクとした食感の不思議なフルーツ
カニステルとは
果実の形が「散弾の弾体」(英語でカニステル)に似ていることから名づけられたといわれている、珍しい果物。また、食感がゆで卵の黄身に似ていることから「エッグフルーツ」「クダモノタマゴ」とも呼ばれています。世界的に見ても大きな生産地はなく、台湾にも1900年代初頭にフィリピンより導入されたといわれていますが、沖縄への導入期ははっきりしていません。
原産地では高さ15m以上にもなる常緑高木ですが、沖縄では3~7m程度で、庭などに植栽されています。果実は先端がとがったものが多く、大きさは握りこぶし程度で、果肉の中には大きな種が2~6個入っています。果汁は少なく、例えるなら焼き芋や南瓜に近い、ホクホクとした味わいです。
・アカテツ科 ポウテリア属
・主な産地:沖縄全域
・原産地:メキシコ、中央アメリカ
カニステルの選び方・保存方法
つやがあり、傷がないものを選びます。全体の黄色味が濃くなり、皮が柔らかくなるまで、常温で追熟が必要。半分に切り、スプーンですくって食べます。
カニステルの旬の時期
カニステルの旬の時期は1月~4月
カニステルの食べ方
・シャーベット:半分に切って種を取り除いたカニステルを牛乳とともにミキサーにかけ、冷蔵庫で凍らせる。
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