島カボチャ チンクヮー 煮崩れしない甘い味 濃い黄金食は栄養の色

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島カボチャとは

カボチャはニホンカボチャ、セイヨウカボチャ、ペポカボチャ、ミクスタの4種類があり、このうちニホンカボチャの中に島カボチャがあります。ニホンカボチャは、中央アメリカの原産で、16世紀にポルトガル船によってカンボジアから渡米したといわれています。

沖縄の在来種である島カボチャは、1~20kgと様々な種類の物があり、少し水っぽく、あっさりとして、ほんのり甘いのが特徴です。現在は、南風原町などで栽培しているセイヨウカボチャ「えびす」が主流で、蒸し物、煮物、揚げ物、汁物、菓子など幅広い料理に利用されています。カロテンやビタミンB1・B2・Cが多く含まれており、栄養価の高い野菜として人気があります。乾燥させることで、歯ごたえと甘みが増し煮くずれしなくなるので、煮物や炒め物に最適です。

・ウリ科 カボチャ属

・主な産地:糸満市、南風原町

・原産地:中央アメリカ

・沖縄方言名:チンクヮー

島カボチャの時期

旬の時期は、6月・10月~12月

島カボチャの選び方、保存方法

皮が硬くて傷がなく、大きさの割に重いものを選びましょう。接し10度くらいの野菜室や、乾燥した涼しいところであれば、常温で長期保存可能です。