シークヮーサー 食卓に欠かせないさわやかな酸味と香り
シークヮーサーとは
シークヮーサーは奄美諸島から台湾にかけて自制する野生のみかんで、和名は「ヒラミレモン」。沖縄では芭蕉布を織りあげた際に、硬い布をシークヮーサーの果汁で洗浄して柔らかくしたことから、方言で「シー」は酸、「クヮーサー」は食べられる。を表します。
シークヮーサーは通常は青切りで収穫されるため、酸味が強いのが特徴です。刺身や焼き魚に絞ったり、醤油と合わせてポン酢にしたり、水やお酒などで割ったりと、レモンのような感覚で使われています。黄色に熟したものは甘みがあるので、そのまま食べたり、ジュースなどに加工されています。収穫期は初秋のため、青切りの果汁を瓶詰めにしたものが一般的です。最近の研究では「ノビレモン」という成分の抗酸化効果が注目され、健康食品としても人気を集めています。
・ミカン科 ミカン属
・主な産地:大宜味村、名護市
・原産地:奄美諸島、台湾
シークヮーサーの選び方、保存方法
緑色が濃く、皮にハリと光沢があるものを選びます。冷蔵庫で保存しますが、長期の場合は冷凍します。
シークヮーサーの旬の時期
シークヮーサーの旬の時期は、9月~12月(12月頃からフルーツ用)
シークヮーサーの食べ方
・シークヮーサードレッシング:シークヮーサーの絞り汁・塩、胡椒に、オリーブ油を少しずつ加えて混ぜ合わせる。
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