タンカン やんばるで育ったジューシーな冬の味覚
タンカンとは
タンカンは「ボンカン」と「ネーブルオレンジ」の自然交配種とされ「いよかん」や「清見」と同じ単ゴール主の1つです。原産地の中国で、行商人がミカンを短い桶に入れて売り歩いたことから「短桶(たんかん)」と呼ばれるようになりました。
タンカンは日本には明治時代に台湾から鹿児島に導入され、沖縄には大正時代に植栽されました。その後、栽培研究がすすめられ、本格的な生産が始まったのは昭和40年代からです。主な産地は本部町・大宜味村・国頭村など比較的寒暖の差がある本島北部に集中しています。
タンカンの果実は皮が厚いうえに傷つきやすく、見た目はあまりよくありませんが、味は格別。他のミカンに比べて味も香りも濃く、ビタミンCは温州ミカンの約2倍含まれています。
・ミカン科 ミカン属
・主な産地:沖縄本島北部
・原産地:中国
タンカンの選び方・保存方法
タンカンは傷や形にとらわれず、ハリがあるものを選びます。極端に気温が高くなれば常温保存で問題ありませんが、短期間に食べられない場合は冷蔵で保存します。
タンカンの旬の時期
タンカンの旬の時期は、1月~2月
タンカンの食べ方
・たんかんマーマレード:お湯で5分ほどアク抜きをした表皮を細く切り、果肉・佐藤と合わせ、水分が出たら煮詰める。
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