ヘチマ ナーベーラー 開花から約2週間の若い実が食用で美味
ヘチマ ナーベーラーとは
沖縄でゴーヤーに次いでポピュラーな野菜がヘチマです。本土では食用ではなく、浴用のたわしとして使われていますが、沖縄では黄色い開花から約2週間頃の若い実を炒め物や、煮物などにして常食します。なめらかな食感とほんのりとした甘味は、どちらからというとナスに近い食材です。盗難アジア原産で、沖縄へは中国南部、台湾を経由して伝わったとされています。台湾や中国では、十角の糸瓜として長い40cm~50cmぐらいのヘチマを料理用としてよく使っています。ヘチマは、ビタミンやミネラルを豊富に含んでいるので美容に良いとされ、化粧水に利用されたりしています。沖縄では、味噌煮込みとしての料理が多いですが、夏野菜としてラタトュリイユカポナータのような洋風煮込みなどに使うと、料理の食材として新しいレポートりが広がるでしょう。
ウリ科 ヘチマ属
主な産地:八重瀬町、南風原町
原産地:東南アジア原産
沖縄方言名:ナーベーラー
ヘチマの選び方、保存方法
なるべく表面は緑色の濃いものを選び、保存は新聞紙にくるんで冷蔵庫の野菜室に保存します。
ヘチマの時期
旬の時期は、7月~10月
ヘチマの食べ方
ナーベーラーンブシー:ヘチマは皮をこそいで輪切りにし、豆腐と三枚肉と味噌とだしで煮込み仕上げでごま油を垂らす。
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