パッションフルーツ 芳香な香りに癒される南国ムード満点の果実
パッションフルーツとは
花の形がイエスキリストが十字架にかけられた姿に見えることから「パッション(キリストの受難を意)」と名付けられました。日本では観賞用として江戸時代に、食用は明治時代に導入され、沖縄へは奄美大島を経て広まりました。和名では花を時計に見立て、「クダモノトケイソウ(果物時計草)」と呼ばれています。沖縄で栽培されいるのは、主に葉玉・黄玉・中間交配種の3種類。県から拠点産地として認定された恩納村では、特別栽培農産物としてブランド化を進めています。
果実を半分に切ると多くの種を含んだゼリー状の果肉と、甘酸っぱい香りが特徴です。種ごと生食するほか、アイスクリームやヨーグルトにトッピングしたり、お酒に混ぜて香りを楽しむのもおすすめです。
・トケイソウ科 トケイソウ属
・主な産地:恩納村、糸満市
・原産地:ブラジル
パッションフルーツの選び方・保存方法
果皮がツルリとしているものほど酸味があり、しわが出るまで常温で追熟が必要。好みの追熟度のものを選びます。熟したら冷蔵庫で保存します。
パッションフルーツの旬の時期
パッション古津の旬の時期は4月~7月
パッションフルーツの食べ方
パッションフルーツ酒:パッションフルーツに穴を数か所あけて、泡盛・氷砂糖とともに密封便に1週間ほど漬ける。
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