モーウイ もーうい シロウリ 琉球王朝時代の食材

モーウイ もーうい シロウリ 琉球王朝時代の食材

モーウイ もーういとは

シロウリは、赤毛瓜、赤瓜と言われる通り果皮が赤茶色で、細かい編目状の模様があるのが特徴です。また、越瓜ともいわれ、15世紀にインドから中国の越から持ち込まれ琉球王朝時代の宮廷料理の食座として使われてきました。それが一般の家庭でも利用されはじめ、広がっていきました。きゅうりのような青臭さはなく、シャキッとした淡泊な味で、みそ漬けや黒糖付けや即席漬け、角切りにして味味噌やそぼろ煮などにしても美味しくいただけます。病害虫もつきにくいので栽培しやすく、昔の沖縄ではほとんどの農家で作られていたそうです。市場には25cm大で1kgのものがよく出回っています。

モーウイの食べ方

・モーウインブシー:角切りのシロウリと豚三枚肉のスライスにだしを入れ、味噌、黒糖少々、酒とで20分ほど煮込む。

モーウイの保存方法

常温保存が可能ですが、使ったあとの残りはラップをして冷蔵庫の野菜室に保存します。

モーウイの旬の時期

7月~10月

モーウイの産地など

・主な産地:今帰仁村、糸満市

・原産地:インド東北部

・沖縄方言名:もーうい

・ウリ科 キュウリ属