JasperReports 帳票開発ライブラリの学習 主なOutline(セクション)について

JasperReports 帳票開発ライブラリの学習 主なOutline(セクション)について

JasperReports とは

開発会社Jaspersoftが開発しているオープンソース(ライセンスLGPL)帳票ライブラリ

帳票レイアウト定義をGUIのエディタツール(iReport または JasperSoft Studio)でXMLファイル(*.jrxml)として保存し、それを元にデータ埋め込みを行い帳票を作成する。

準備するもの

Jaspersoft Studio のインストール

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Jaspersoft Studio(旧iReport)をダウンロードしてインストール。

https://community.jaspersoft.com/project/jaspersoft-studio

ダウンロードしてインストールしてください。

https://community.jaspersoft.com/wiki/introduction-jaspersoft-studio

プロジェクト作成

File > New > Jasper Report よりプロジェクトを作成。

テンプレートの各セクション

Page Header

ページのヘッダ部を定義する。1ページ毎に1回出力します。

Column Header

一覧(Detail)の項目名(ラベル)を定義する。1ページに1回出力されます。

一覧の項目名はPage Headerで定義する事が殆どなので、高さ0にして表示しないやり方もあり。

Group Header

グループ項目のヘッダ部の情報を定義する。グループ項目の開始毎に出力されます。

Detail

一覧のデータ項目を定義する。一覧の行毎に出力されます。

Group Footer

グループ項目のフッダ部の情報を定義する。一覧のグループ項目の終了毎に出力されます。

Column Footer

一覧(Detail)のページ計などを定義する。1ページに1回出力されます。

※高さ0にして表示しないもあり。

Page Footer

ページのフッタ部を定義する。1ページに1回出力されます。

※上記では高さ0にして表示もあり。

Last Page Footer

帳票の最後のフッタ部を定義する。帳票の最後に出力されます。

Parameters

データの出力項目への適用(単項目)。単項目データ「Parameters」を出力する場合、関数「$P{xxxx}」を使用する。データ出力する場合「TextField」を使用する。

Fields

データの出力項目への適用(一覧項目)。一覧項目データ「Fields」を出力する場合、関数「$F{xxxx}」を使用する。

Variables

標準で定義されている変数が存在する。(PAGE_NUMBER:ページ番号など)。独自で定義する事も可能。変数「Variables」を出力する場合、関数「$V{xxxx}」を使用する。

自動計算する場合の対象項目と計算方法を設定。(例では集計)

変数リセットするタイミング。(例ではグループ毎)

GroupXXX

グループ項目を定義。定義する項目は、グルーピングする一覧項目データ「Fields」を関数「$F{xxxx}」で指定する。

その他、改ページする場合チェックする。